「採用に苦戦している」

「採用が決まっても定着しない・・・」

このようなことで悩んでいませんか?

 

帝国データバンクなどの企業信用調査会社の調査結果によれば、ここ数年「仕事はあるのに働く人がいないために業績を下げている企業」や「人手不足が原因で倒産する企業」が増えています。

 

また、有効求人倍率も全国平均で1.5%となり、普通に求人広告を出しても、応募者が殺到することはほとんどない状態で、多くの中小企業が採用に苦戦しています。

 

巷では、たくさんの情報が溢れ、従業員が特に転職を考えていなくても、テレビCMやSNS、電車の中でも求人サイトの広告ばかりが目立ちます。

 

そんな時に、例えば、あなたの会社で

「仕事でとても嫌なことがあった」

「仕事で嫌なことが何度も続く」

「自分にピッタリな気になる求人広告が目に入ってくる」

「面接に行くと採用が決定する」

「ちょうどいい時季を見て転職をされる」

このようなことが、いつ頻繁に起こってもおかしくありません。

 

そのため、従業員の定着率を上げていくことを積極的に考えていくことは、企業経営にとっても重要なことです。

 

今回は、「従業員の定着率を上げたい」と思っている方にお勧めの方法をお伝えします。

 

従業員が辞めずに働くその理由は?

あなたは、あなたの会社で「従業員が辞めずに働き続けている理由」を明確に答えられますか?

 

どうして、あなたの会社の従業員は、「辞めることなく、あなたの会社で働き続けてくれている」と思いますか?

 

多くの従業員がいる場合、「多数派の意見がどのような理由になるか」想像することが出来ますか?

 

あなたの会社で、「優秀な社員は、なぜあなたの会社で辞めずに働き続けてくれている」と思いますか?

 

社長が思っている「その理由」と、従業員が思っている「その理由」は一致しているでしょうか?

 

もしも、「その理由を考えたことがない」、「従業員が思っている理由が明確でない」、「社長と従業員の認識にギャップがある」などという場合は、採用活動や従業員の定着に苦戦し続けることになるでしょう。

 

実は、「その認識が明確にわかっている、一致していること」は、採用活動や従業員の定着を図る上で、とても大切なことなのです。

 

従業員に聴くのが一番!

従業員がここで働き続けている理由を知るためには、直接、従業員に聴く方法がもっとも有効です。

 

「従業員がここで働く理由って何だろう?」という観点で、一度、従業員とコミュニケーションをとったり、話しをしてみてください。

きっと、従業員からの意外な答えを聞くことができるでしょう。

 

・・・とは言っていも、上司と部下が本音で語り合える関係であるのは少数派です。

直接、聞くことが出来たとしても、本音で教えてもらえなければ意味がありません。

「人間関係や自分への評価を気にしてしまい、上司の前ではなかなか本音を話してくれない・・・」ということがほとんどです。

 

ということで、従業員からの本音を引き出しやすくするための方法をご紹介します。

 

社内アンケートの実施

費用をかけずに、気軽に把握できる方法としては、「社内アンケート」を実施する方法が有効です。

 

従業員数が比較的多い企業であれば、社内アンケートを実施することにより、定期的に人事データを把握しておくことが出来ます。

 

インターネットツールでは、【Googleフォーム】を活用すれば、簡単なアンケートを無料で作成・集計することが出来ます。

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

 

アンケートを実施する時のポイントは、2つあります。

✅アンケートを実施する目的を必ず説明する

✅無記名でお願いする

 

目的を説明する理由は、「人材を定着させるための取り組みとして」アンケートを実施すること、そして「人事評価や処遇に影響を及ぼすものではない」ということを必ず説明しましょう。

また、「無記名」でお願いすることによって、誰の意見かなどと気にすることなく本音を語ってもらいやすくなります。

 

社員インタビューの実施

社内アンケートを取るほど従業員数が多くない場合は、インタビュー形式にして聞いてみる方法もおススメです。

 

インタビューの対象者は、優秀な社員だけに実施するなど偏らずに、無作為に選ぶことが大切です。

インタビューをする人は、社長や直属の上司ではなく、出来るだけ社外の人にお願いする方が、より本音を引き出しやすくなります。

 

また、個人名を特定するのではなく、匿名で把握することも大切です。

誰が言っているのか共有されてしまって、それが社員に伝わってしまうと、士気が低下してしまうため注意が必要です。

 

退職の理由は?

突然、社員からの退職の相談を受け、驚いた経験はありませんか?

 

「なぜ辞めるの?」と理由を聞いても、家庭の都合や地元への帰省など、当たり障りのない様々な理由をつけられて、本音を聞くことが出来ないという場合がほとんどではないでしょうか?

 

退職する従業員はというと、実は「会社に不満があったり、社長や上司には言いにくい理由」がある場合があるのですが、今後の人間関係や自分への評価を気にして、「円満退職にしたい」と思う方がほとんどです。

 

しかし、退職があった時に、「本音の退職理由」を正確に把握することが出来なければ、今後の採用活動や従業員の定着のために、職場環境を改善させていくことが出来ません。

 

退職理由で多いのは、大きく分けて2つの理由があげられます。

【1位】職場の人間関係に不満がある

【2位】労働条件や自分への評価に不満がある

今や、職場での人間関係は、お給料や労働条件などよりも、もっとも重要な項目となっていることがわかります。

 

職場での人間関係においては、自分の部下や後輩に悩まされることよりも、自分自身の努力では変えることが難しいような、自分より地位の高い上司や経営者との関係がネックになっていることがほとんどのようです。

 

また、労働条件や自分への評価への不満では、「長時間労働・休みが少ない・給料が低い」など、労働時間や休み、賃金に関する不満が多いようです。

 

退職直後は、本音を語ってもらえない

退職届が出たタイミングや退職直後では、なかなかこのような本音で話してもらうことは難しいでしょう。

 

退職後、数ヶ月たった後であれば、新しい環境にも慣れ、退職時の状況を本音で語ってもらいやすくなります。

当時は、嫌なことがあって辞めた場合でも、時間が経過して、冷静に振り返ってみて、どんなことを不満に思ったのかということを、ざっくばらんにきくことができるからです。

 

この場合、退職後3カ月以上たってからのタイミングで、退職した従業員に「本音の退職理由」をヒアリングしてみることが有効です。

 

この時も、「人材定着のため、職場環境の改善のため」などヒアリングの目的をしっかりと説明し、謝礼をお支払いするなどをするとスムーズな実施導線を作ることができます。

 

どんなことを質問したらいい?

従業員の定着を図るためには、あなたの会社で、従業員が「辞めずに働き続ける理由」と「退職した理由」を明確にすることが大切です。

 

その上で、どのような質問をしたらいいのでしょうか?

 

質問の内容は自由ですが、最低限聞いておくといい質問をいくつかご紹介します。

質問するとよいもの

【辞めずに働き続ける理由について】

✅入社年月日(勤続年数)

✅今の満足度とその理由は?

✅働く上でのモチベーションの源は?

✅当社の魅力は何だと思う?

✅仕事を探している人がいたら、友人や知人を紹介したいと思うか?

✅その理由は?

【退職した理由について】

✅今はどんな仕事をしているのか?

✅今の職場での満足度とその理由は?

✅当社を退職しようと思った決め手は?

✅当社がもっと働きやすい環境にするためにはどんな改善が必要だと思う?

✅今後、機会があれば当社に戻りたいと思う?

 

まとめ

このように、あなたの会社で「働き続ける理由」と「退職した理由」をしっかりと「見える化」していくことで、経営者の想像や解釈だけではなく、従業員が「ここで働く理由」というものが明確化されていきます。

 

そして、しっかりと明確化しておくことで、今後の求人活動や会社説明会、面接、従業員の定着率を上げる取り組みなどにも必ず役立ちます。

 

是非、取り組んでみてくださいね!

 

 

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